iPhoneがリンゴループになったらどうする?その原因は?
2021/09/12
iPhoneが突然リンゴループに…
【リンゴループとは】
iPhoneのユーザーであれば一度は聞いたことがあるかもしれませんね、「リンゴループ」という単語を。
これはどういう症状の事かというと、
画面にリンゴマークが現れる
↓
シャットダウン
↓
リンゴマークが現れる
↓
シャットダウン
という、リンゴマークが延々と繰り返す現象の事を指しています。
リンゴマークがループするので「リンゴループ」ということですね。
【リンゴループ後の対処法】
では肝心の対処法はというと、
1, 強制再起動
まず落ち着いて強制再起動を試しましょう。
やり方はシリーズの違いで多少変化するのですが、
- - - - - iPhone8以降 - - - - -
1.音量+ボタンを1回
2.音量−ボタンを1回
3.電源ボタンを長押し
- - - - - iPhone7シリーズ - - - - -
音量−ボタンと電源ボタンを同時長押し
- - - - - iPhone6s以前 - - - - -
ホームボタンと電源ボタンを同時長押し
というコマンドを試してください。
上記いずれも長押しの時には、念のため画面が真っ暗になって再びリンゴマークが出現するまで押し続けていて下さい。
2, PCに繋いで初期化
強制再起動でも解決しない場合は、PCにiPhoneを接続して初期化する必要があります。
Macであれば「Finder」から、Windowsであれば「iTunes」をダウンロードします。
そしていずれも画面に表示される「復元」ボタンをクリックするだけであとは流れに従って操作し、その後は完了するまで待つのみです。
3, それでもダメなら修理屋へ
上記でダメなら物理的な修理が必要となります。
Appleストアや街の修理屋さんへ持ち込んでください。
もちろんおススメは当iLABOですが(笑)
【リンゴループになる原因】
ではなぜリンゴループになってしまうのかというと、
細かい原因は数多くありますが主な原因としては
①ソフトウェアのクラッシュ
②本体容量不足
③バッテリー不具合
④水没
⑤画面などの物理的破損
などが考えられます。
では少し詳しく説明すると、
[ ① ソフトウェアのクラッシュ ]
こちらはOSアップデート時に起こりやすく、主にWi-Fiの電波が不安定だったり供給電力が弱かった時に陥ってしまう症状です。
ダウンロードの途中で電波が弱くなって不完全な状態のOSが原因になったり、
インストール最中に電力が不安定になったせいで中断されてしまい、クラッシュ状態になってしまうといった具合です。
くれぐれもOSのアップデート中は「Wi-Fiが安定しているか」「電源に接続しているか」の確認をしっかりとしましょう。
[ ② 本体容量の不足 ]
こちらはiPhoneの容量が残り少なかったり、ほぼ満タンの時に起こりやすくなります。
また、キャッシュが溜まりすぎているためにROMを圧迫してアプリなどの処理速度が落ち、その結果処理が追い付かずクラッシュすることもあるようです。
ストレージの残量やキャッシュデータの溜まりすぎ等に気を配りながら使うことができれば事前に防ぐことはできそうですね。
[ ③ バッテリーの不具合 ]
[ ④ 水没 ]
[ ⑤ 画面などの物理的破損 ]
③④⑤に関してはどうしても修理屋での対応が必要になってきます。
バッテリーが弱ってきていると感じているのであれば、あまり無理をさせずに交換するのもいいですし、
水没に関しては当然水場での取り扱いに十分注意することが大事です。
また、落下などの衝撃や画面割れなどが原因で起こる場合もありますので、本体に強い衝撃を与えないよう注意する事も必要ですね。
【まとめ】
と主な原因を挙げてみたのですが、大事なのはその対処法ですね。
最後にまとめるとリンゴループになってしまった時はまず
1.強制再起動
2.PCに繋いで初期化
3.それでもダメなら修理屋に依頼
の順で対処しましょう。
なお強制再起動が効かなくて初期化する場合には当然iPhone内のデータが消去されてしまいます。
なのでそれを防ぐためには、日頃からこまめにバックアップする習慣を身につける事が大事です。
リンゴループというのは決して他人事ではなく、意外と身近なトラブルの一種です。
今はまだ経験したことがなくても、いざ自分の身に起こってしまう前に備えや心構えをしっかりしておきましょう!