WiFiとBluetoothってどう違うの? / 富山市のiPhone修理iLABO
2021/07/30
WiFiとBluetooth、同じ無線通信でもこう違う
普段何気なくお世話になっているWiFiとBluetooth。
どちらも同じ無線技術だという事はなんとなく分かってはいても、いざ違いを説明をするとなるとなかなか言葉では難しいですよね。
というわけで今回はWiFiとBluetoothの違いについて簡単に説明してみましょう。
【WiFi】
●まずはインターネット通信にかかせないWiFi。
こちらの特徴として複数機器を同時接続できることが挙げられます。
WiFiルーターの説明書やパッケージに「推奨最大台数〇〇台」などと表記されているのを見たことがあるかもしれません。
今どきのルーターはフラグシップモデルだと30台以上同時接続できるものもあるみたいですね。
さすがにこのレベルのルーターはご家庭では性能を持て余すかもですが、そのぐらい同時接続できるという特徴を持っているのです。
そして電波の有効範囲は50〜100mとかなり広範囲にわたり、そのかわり消費電力が大きいというデメリットな面もあります。
【Bluetooth】
●続いてイヤホンやスピーカー等と接続する時に使うBluetooth。
こちらはWiFiとは正反対で、1対1の機器同士の通信に使用します。
だからスマホとイヤホンなどを接続するときに「ペアリング」という表現を使いますよね。
そして電波の有効範囲はWiFiよりも狭くて最大10m程ですが、消費電力はとても少なくて済みます。
このように同じ無線通信の技術でもそれぞれにメリットやデメリットともいえる特徴があるので、その目的に応じて上手く使い分けられているのです。
なので結論としてまとめると
● WiFiは複数端末接続で範囲が広く、消費電力が大きい
● Bluetoothは1対1接続で範囲が狭く、消費電力が小さい
となります。