バックグラウンドアプリはその都度消したほうがいい? / 富山市のiPhone修理iLABO
2021/07/28
バックグラウンドアプリをこまめに消しています←正解?
「iPhoneのバッテリー持ちを良くしたいので、ちゃんとこまめにバックグラウンドアプリを消しています!」
これはよくお客様から聞くのですが、バッテリーの事を考えての行為だとしたらこれは逆効果になってしまいます。
意外かもしれませんが、これには訳があります。
例えばLINEというアプリ。
これは皆さん一日に何度も何度も利用するはずです。
このアプリをバックグラウンドからいちいち消していると立ち上げ時に毎回ゼロから読み込む事になってしまい、その度に時間がかかるだけでなく結果バッテリーも余計に消費します。
例えるなら夏場のエアコンが冷却時に一気に電力がかかるので、こまめに切るより弱めに継続運転している方が電気代が安くなるのと同じです。
これはLINEだけに限らず、頻繁に利用するInstagramやFacebookなどSNS系アプリなんかも同様です。
これらはおそらく一日に何度も開く機会があるのではないでしょうか?
そういうよく開くアプリをより快適により素早く利用するための機能なので、気にせずバックグラウンドに常駐させておきましょう。
でも、だからといってバックグラウンドにアプリがズラーっと並んでるのを見ると、なんか気持ち的にバッテリーをたくさん消費してるんじゃないか?と心配になる気持ちは分かります。
ですがiOSではアプリがバックグラウンドにあっても実は動作している状態ではありません。
あくまで「見えている」だけで「動作はしていない」のです。いわば単なるサムネイルと思ってください。
それを踏まえてあらためてよく見ると、バックグラウンドで表示されている画面と実際にアプリを開いた時の画面が違う事に気づくはずです。
つまり神経質になってバックグラウンドのアプリを毎回毎回消す必要は無く、それよりも逆にバッテリー消費を加速させると覚えておいてください。
だからといってもう何か月も使用していないアプリも残しておいていいかというと特に何の問題は無いのですが、そもそもそういうアプリはアンインストールしてしまったほうがiPhone内の容量に空きができるという意味でアンインストールしてしまったほうが良さそうですけどね!
ということで、良かれと思ってやっていることが逆にバッテリーの寿命を縮めることになるというのは覚えておきましょう。
これはお客様だけでなく、まさに自分の身内がやっていた事なんですけどねwww
もちろんすぐにやめさせました☆